[東日本旅客鉄道株式会社]
1 「スマート健康ステーション」について
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機に、生活スタイルや働き方が大きな変革期を迎えています。医療サービスにおいては、就労時間と診療受付時間が合わない、待ち時間が長いなどの理由から、受診を諦めてしまうことがあるほか、感染不安からの通院控えによる治療中断、オンライン診療に対する不安感など新たな悩みも生まれています。
リアルとオンラインのハイブリッドクリニックを通じて、新たな医療の在り方を提案し、コロナ禍においても医療サービスへのアクセス性を向上させることで、心豊かな生活を支える医療サービスの実現を目指します。
■スマート健康ステーションのイメージ
2 西国分寺駅「スマート健康ステーション」概要
(1)ハイブリッドクリニック
1.内容
・名 称:あおいクリニック-駅ホーム西国分寺-
・場 所:西国分寺駅 中央線上りホーム
・面 積:約10坪
・診療時間:平日8:00~12:00、13:00~21:00(予定)
土日・祝日9:00~13:00、14:00~18:00(予定)
・開 業:2022年4月(予定)
・運 営:医療法人社団創青会
・サービス:1.駅ホーム上クリニック(対面):内科
2.オンライン診療ブース(非対面):皮膚科、耳鼻科、婦人科など診療科目は検討中です。
2.コンセプト
「働く人の”くらし”に寄り添うハイブリッドクリニック」
3.特徴
・リアルな内科診療と、オンラインによる待ち時間なしの皮膚科、耳鼻科、婦人科などの診療の連携
オンライン診療をご利用いただく患者さまの状況によっては、併設するリアルな診療へすぐにご案内することでオンライン診療を安心してご利用いただける工夫をします。
・皮膚科のオンライン診療においてデジタル観察ツールを導入
リアルな皮膚の状況を撮影できるカメラを導入し、患者さまの状況を正確に把握します。
・西国分寺駅周辺クリニックとの診診連携(診療所と診療所の連携)や、JR東京総合病院などの基幹病院との
病診連携(病院と診療所の連携)
オンライン診療に、既存の西国分寺駅周辺のクリニックの医師も参加することで患者さまに安心感を提供するとともに、地域医療との連携を図ります。また患者さまの症状によって、より高度な医療を受診できるよう基幹病院とも連携します。
・育児中の医師に自由度高く勤務できる働き方の提供
医療業界においても、育児などによるキャリアの断絶という課題があります。そこでオンライン診療を中心に、育児などで働ける時間の限られた医師も活躍できる環境を創出します。
■オンライン診療ブース利用イメージ
(2)セルフケア薬局
JR東日本グループでは、スマート健康ステーションの取り組みの一環として、処方箋がなくても病院の薬が買える「セルフケア薬局」を、セルフケア薬局株式会社と連携し、西国分寺駅中央線下りホーム上にて展開しています。
URL:https://selfcare-sdc.com/
3 今後の展開と目指すくらしづくり
患者さまも医師も、どこに居ても医療を受けられる・提供できる”くらし”の実現を目指します。
待ち時間なく診察、処方箋の発行、調剤、指定の薬局やロッカーでの薬の受け取りなど、より患者さまの“くらし”に寄り添うサービスの拡充を図ります。
さらに、JR東日本の交通ネットワークを組み合わせ、治療の選択肢の少ない地方にスマート健康ステーションを拡大することにより、都心の先進医療を日本各地へ提供するなど、日本各地と都心の医療格差の課題に取り組みます。
企業プレスリリース詳細へ (2022/02/08-20:47)
からの記事と詳細 ( 日本初!駅ホーム上に「スマート健康ステーション」OPEN~リアルとオンラインのハイブリッドクリニック~:時事ドットコム - 時事通信 )
https://ift.tt/khetVuH
No comments:
Post a Comment