新型コロナウイルスの感染拡大で山形県内でも在宅療養者が増加し、酒田市では地域の開業医が保健所に代わって健康観察を行っています。
そこに3回目のワクチン接種も重なり、負担が大きくなるなか、開業医は工夫を凝らしながら対応しています。
新型コロナの感染拡大で山形県内では在宅療養者が増加していて、15日時点でも1909人が在宅で療養しています。
酒田市では保健所の負担を減らすため、開業医が保健所に代わって在宅で療養する人への健康観察を行っています。
このうち、酒井朋久医師の診療所では、14日も午前の診察開始前に11人に対応しました。
感染者の増加に伴って、多い時には20人以上に対応した日もあったということです。
このため、保健所と医師会で協議し、先月末からこれまで1日2回だった電話による健康観察を、1回に変更するなどの対応を取っています。
また、酒井医師などの開業医は、毎日の診察に加えて、発熱外来や3回目のワクチン接種も行っています。
酒井医師の診療所では、一般の人を対象とした接種が今月から始まり、1日に30人から40人ほどに午後の診療開始前に接種しています。
限られた時間で多くの人に接種するため、接種を受ける人には固定の場所に座ってもらい、酒井医師が移動しながら接種する方法をとっていて、この方法によって大幅に時間を短縮できるということです。
酒井医師は「重症化する人たちをきちんと受け入れられるよう病院に余裕を持ってもらうことが重要だと思う。そのためには軽症とされる人たちは、われわれ開業医ができるだけ対応して乗り越えていくことが大切だ」と話していました。
からの記事と詳細 ( 在宅療養者増加で開業医が健康観察 負担増えるなか工夫も|NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/hzSMOK7
No comments:
Post a Comment