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1日、国内で2例目となる「オミクロン株」への感染者が確認されたことについて、厚生労働省は、同じ飛行機に乗っていた乗客全員を濃厚接触者として扱い、健康観察などの対策強化を続けている。 国内2例目となる「オミクロン株」への感染が確認された20代の男性は、ペルーからカタールの首都ドーハを経由して、11月27日に成田空港に到着した。 検疫で新型コロナ陽性が判明し、ゲノム解析の結果、「オミクロン株」に感染していたことが、1日にわかった。 男性は現在、医療機関に入院している。 厚労省は、同じ飛行機に乗って入国した乗客114人全員を濃厚接触者として扱い、入国後14日間は自宅や宿泊療養施設での待機を求めるほか、健康観察などを実施している。 また、30日、国内で初めて「オミクロン株」への感染が確認されたナミビア人の男性外交官は、エチオピア航空でエチオピアの首都アディスアベバから韓国の仁川(インチョン)空港を経由して、11月28日に成田空港に到着した。 この男性外交官と同じ飛行機に乗って入国した70人について、国は各自治体にできるかぎり宿泊療養施設に移動させるよう要請し、濃厚接触者として健康観察が続けられている。
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