Radio Aomori Broadcasting（RAB）
大規模な健康調査「岩木健康増進プロジェクト」が弘前市で始まりました。 検査項目をこれまでに最も多い３０００項目に増やし健康づくりにつなげます。 「岩木健康増進プロジェクト」は新型コロナウイルスの影響を受けて２回延期されいつもの年より５か月遅れてきょうから弘前市岩木地区で始まりました。 ことしも新型コロナウイルスの感染拡大を予防するためスタッフがガウンを着て健診を受ける人の時間を指定して行いました。 地区の住民は血流や毛細血管の状態などから冷えについて調べる検査などを受け自分の健康状態を確認していました。 ★受診した人は… 「色々健診よりもいっぱい調べてもらえるので結果もきちんと送られてきますし 相談 生活習慣病とかもできるのでありがたいと思います」 「わりと一般的な健診よりも項目数がすごく多くて細かいということがあって詳しく調べてもらって良いなと思っています」 ことしは健診を受ける人がほぼ去年と同じ６００人でしたが検査項目は去年の３倍近い３０００項目にしました。 今後は検査した項目の結果をもとに受診した人の健康状態を解析します。 ★弘前大学大学院医学研究科 中路重之 特任教授 「継続することによってその人の健康が随時チェックできるということがあります それから研究の面でもたくさんのデータが追跡して調べることができる利点があります 岩木プロジェクトも１７年経過して全国の注目を集めるようになってきました 地域おこしという面でもこのプロジェクトは続けたいと思っています」 大規模健診は今月２３日まで行われ住民の健康状態を確かめながらビッグデータの収集を行います。
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