福島県矢吹町は１７日、町複合施設ＫＯＫＯＴＴＯ（ココット）で、町民の糖尿病予防を図る健康教室を始めた。１２月まで２回にわたって開かれ、町民が生活習慣の見直しや健康づくりに取り組む。
町国民健康保険に加入し、今年度の特定健診でＨｂＡ１ｃ（ヘモグロビンエーワンシー）の数値が５・８～６・４％だった町民約３０人が参加している。初回は管理栄養士の土屋友美さん（東京都在住）が講師を務め、糖尿病の原因や血糖値を適切な範囲に維持するコツなどを説明した。講義に先立ち、参加者は手のひらに触れるだけで野菜の摂取状況がわかる機器「ベジチェック」を使い、自身の健康状態を確認した。
次回は１２月２１日に開催し、メタボリック症候群の改善に向けた自宅でできる運動を学ぶ。
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