ラーメン店「麺家くさび」は１２月１日から、桜の聖母短期大の学生と開発した女性向けラーメン「ｓａｋｕｒａ―ｌｏｗ―ｆａｔ―ｎｏｏｄｌｅ（サクラ・ロー・ファット・ヌードル）」を期間限定で提供する。２５日から福島市の福島店で先行して提供しており、安藤勇統括マネジャーは「おいしく見た目もきれいなラーメン。女性だけでなく男性の注文も多い」と人気ぶりを語った。
麺家くさびなど飲食店を展開する企業「アルトルイズム」（郡山市）が桜の聖母短大に開発を依頼し、食物栄養専攻２年の菅野日向子さんがゼミの特別研究として取り組んだ。菅野さんは今年６月から麺家くさびのスープなどを使って試作を繰り返し、減塩と低脂肪にこだわった豆乳ベースのしょうゆスープを仕上げた。健康を意識して具材にトマトやキノコ、ホウレンソウを使用し、チーズでコクを出したという。
菅野さんは食物栄養専攻の学生と一緒にスーパーと連携して弁当を作った経験はあったが、ラーメンの開発は初めて。「具材を選ぶのが難しかった」と開発の苦労を明かした。「サクラ・ロー・ファット・ヌードル」は福島店のほか、郡山市の本店、富田店、イオンタウン郡山店、須賀川市の須賀川店、盛岡市の盛岡南店でも提供する。価格は７４８円。期間は１２月２４日までの予定。
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