アステリア株式会社は25日、ノーコードで簡単に業務アプリを作成できるモバイルアプリ作成ツール「Platio」の新版を7月7日から提供すると発表した。
Platioは、自社の業務にフィットするモバイルアプリをノーコードで作成し、活用できるクラウドサービス。Platioで作成したアプリはすぐに現場で使うことができ、現場担当者がアプリから入力したデータはクラウド上に保管、管理者へリアルタイムに共有され、タイムリーに現場の状況を把握できる。
新バージョンでは、情報入力にかかわる手間の削減など、効率性強化のニーズへの対応として、「文字読み取り(OCR)機能」や「検知機能」などの機能を強化した。
文字読み取り機能では、英数字をスマートフォンのカメラが認識し、入力を自動化できるため、棚卸しや検品作業で発生する型番などの入力時間を削減できる。
検知機能では、既定のしきい値を超えた情報が入力された場合のエラー通知に加え、あらかじめ指定された文字列が入力されると、即座にプッシュ通知が送付される機能を追加。さらに、蓄積された情報リストの背景色を、入力内容に応じて自動的に色付けする機能と組み合わせることで、報告リストなどを画面上で確認する際に重要な情報の判別を容易にした。これにより、重要な報告を見逃さず、リアルタイムで状況把握と対応が可能となる。
これらの機能強化により、IDや型番などの複雑な情報の入力工数の削減や、重要な報告を見逃す危険性や確認工数を削減。ユーザー側でも、直感的かつ迅速に正確な情報の入力や収集を可能にするとしている。
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