【ロンドン=池田慶太】英政府は、次の世界的なパンデミック(感染症の流行)に備え、保健分野の国際会議を来年に英国で開催すると発表した。パンデミック発生から「100日以内」のワクチン開発を目指し、参加国から研究開発に必要な資金を募る予定だ。
発表は4月30日付。会議は、官民連携でワクチン開発に取り組む「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」(本部・オスロ)と共催する。日米欧など先進7か国(G7)から政府高官の出席を念頭に置いているとみられる。参加国からの拠出金は、CEPIを通じて製薬会社や研究所の試験や開発に充てられる。
新型コロナウイルスのワクチン開発には1年近くかかっており、会議では開発期間の大幅な短縮を後押しする。英国のマット・ハンコック保健相は声明で、「我々は健康安全保障を共に強化する必要がある」と述べた。
からの記事と詳細 ( パンデミックから「100日以内」にワクチン開発…来年、英国で「健康安全保障」国際会議 - 読売新聞 )
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