「仕事が忙しい」「連絡を取るのが面倒」などを理由に、いつの間にか友人との関係をおろそかにしてしまった…なんてことはありませんか? 実は友人と強い絆を築くことは、健康に良いということが研究で明らかになっているんだそう。 【写真】結婚・妊娠がきっかけ…「友人関係」の変化で気を付けたい8つのこと そこで本記事では「友情が健康にもたらす良い影響」についてご紹介していきます。
良い友情を築くことは健康に良い
新型コロナウイルスの影響で、生活にも様々な変化が訪れた昨今。その影響で、多くの人が「愛する人の存在に感謝することの大切さ」に気づいたはず。一方で、外出自粛や感染防止のために、定期的に友人と会うことが難しくなってしまい心身に悪影響を与えているのも事実のよう。 「友人関係の質と量は、精神的・身体的な健康状態を大きく左右します」と語るのは、オックスフォード大学の進化心理学者であり『友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学』の著者でもあるロビン・ダンバー教授。 ダンバー氏によると、友人と楽しい時間を過ごすことで脳からエンドルフィンが分泌され、リラックス効果をもたらすのだとか。 「誰かと一緒に笑う、歌う、踊る、食べる、飲む、そして興奮するような話をすることは、エンドルフィンの生成を誘発します」 そして、リラックスして精神を落ち着かせることで、ストレスへの耐久性も強化されるとのこと。ある研究では、いい友人関係はストレスを緩和させるのに役立つだけでなく、ストレスを感じにくくするとも言及されています。
強い絆は「平均寿命」を延ばす!?
エンドルフィンが生成されると、気分が良くなるだけでなく、他にもメリットがあるよう。ダンバー氏によると「エンドルフィンは免疫細胞である白血球を活性化させ、細菌やウイルスを破壊する手伝いをします」とのこと。 さらに、友人と強い絆を築くことは“平均寿命”を延ばすことまで証明されています。 ある研究では、人間関係において強い結びつきがある人は、そうでない人に比べて死亡のリスクが50%も低いという結果が明らかに。一方、孤独を感じることは死亡率を26%増加させ、2010年の調査では、1日に15本のタバコを吸うのと同じくらい体に悪いことがわかりました。 社会的に深いつながりがなく、孤独を感じる人々の数は、ここ数年で非常に多くなってきています。 2017年の調査によると、成人の20人に1人が「しばしば」または「常に」孤独を感じているという結果も。ダンバー氏はこれに対し、次のように述べています。 「孤独感は、“何かがおかしい”という合図のようなもの。外に出て、社会的つながりを優先する必要があることを、あなたに指示しているのです」
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