
健康によかれと思って頑張っていても、その方向がとんちんかんだと、苦労は多いのに効果はさっぱり。どころか、むしろ悪化するばかり…、なんてことに。今回は、白湯やコーヒー、野菜ジュースなど、摂る量やタイミングに気をつけたい「健康飲料」について。[取材協力/美才治真澄(管理栄養士、フードコーディネーター)]
ケース・その1「デトックスのため、水たくさん摂ってます」
“モーニングルーティンは沸かした白湯で大腸を温め、カラダを目覚めさせたら、瞑想もゆっくりと。水は1日に1.5Lは飲まないとね。デトックスのためにも水分補給は欠かせません。” 「大腸から温めるとカラダが目覚めるという話にエビデンスはありません。まして白湯を飲んだからといってダイエット効果など期待できません」(管理栄養士の美才治真澄さん) 温めた白湯に何か特別な働きがあるわけではない。水分補給が目的なら、ただの水道水で十分だ。 「就寝中の発汗で失った水分を補給するため、というのなら正解です。けれど、それが白湯でなければならない理由は何もありません」 近ごろでは、水太りやむくみを気に病む女性にラズベリーリーフティーなどの“デトックスティー”が人気で、これをせっせと飲む流派も出現。 「こうしたドリンクには利尿作用の強いものもあるので、飲み過ぎるとかえって脱水症状が高じ、ドロドロ血から血栓を生じる危険性が生じます」 そもそもデトックスを目的に、何らかのドリンクを大量に飲み排尿、発汗を狙うのは効率がよくない。ヒトが排出する毒素の70%は便によって。尿はせいぜい20%で、汗からは3%にすぎないという報告がある。出してデトックスにつなげやすいのはむしろ便。排尿も発汗もデトックス効率は低い。 「末梢に水分が滞留しがちだから、利尿作用の強いドリンクが手放せないというなら、そうしなければならないような病態に陥っている可能性があります。心当たりのある方は、一度医師に相談する方がいいでしょう」 ちなみに水の飲み過ぎは低ナトリウム血症を招くこともある。これは対応を誤ると生命にも関わる重大疾患だ。たかが水ではないのだ。
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