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Wednesday, February 24, 2021

刑事が実践している心の健康を保つ方法 - ダイヤモンド・オンライン

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人間関係の悩みやストレス、不安を抱えている人は多い。「緊張で心臓のドキドキが止まらない」「失敗したらどうしようと不安になる」「本番に弱い自分が嫌いだ」、そんな自分を変える元刑事のメンタル強化術『刑事(デカ)メンタル 絶体絶命のピンチでちびってしまう人でも動じないハートが手に入る!』を紹介。刑事生活20年。ガサ入れ、犯人確保、張り込み……修羅場という修羅場を潜り抜けてきた元警部による「心を強く保つ習慣」です。常に死と隣り合わせの環境下で巨悪と戦い、人を疑い、時には一般人に罵倒されながらも正常な心持ちで戦うために開発してきた、圧倒的自信と活力が楽しく備わる最強メンタルメソッドを手に入れてください。

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Photo: Adobe Stock

筋トレ好きの刑事は簡単にはめげない

 刑事には筋トレ好きが多い。そもそも体力勝負の仕事でもあるので武道もしかり、走ったり、筋トレしたりと日頃から運動する習慣があるのだ。その中でも特に筋トレは大好きだ。

 警察学校の体育館や警察署の道場には必ずといっていいほど鉄アレイなどの筋トレ道具が備わっている。

 だから「おりゃ!」「くーー」「キツイ!」という声が年中聞こえるのだ。

 日ごろから運動を生活に取り入れていると気分がリフレッシュし、気持ちを明るく保つこともできる。筋トレをしたり、定期的に運動したりすることは、メンタルの強さを持つための第一歩だ。

 だから、筋トレ好きの刑事は簡単にはめげないのだ。

 そして筋トレはドーパミンの分泌を促すという。ドーパミンは「快感のホルモン」のほか「生きる意欲をつくるホルモン」とも呼ばれ、人間の「意欲、運動、学習能力」に深く関わっていると、警察学校の授業で習った。

 ドーパミンが分泌されると人間は意欲が湧き、今よりもさらに嬉しいことやいいことを行おうと前向きになるのだ。

 昔は「ドーパミン! 最高!!」と叫びながら筋トレをしたものだ。そんなオレも50歳を過ぎだが、今もパーソナルジムに通って懲りずに筋トレしている。おかげでメンタルは最高だ。ま、さすがにもう叫ぶことはしていないがね。

 ちなみに筋トレ好きの刑事は、「大胸筋いいね~」と胸を触り合うのが習慣だった。女性警察官は気持ち悪がっていたがね。

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