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Thursday, July 16, 2020

iOS・Androidアプリ、Web「おいしい健康」痔および慢性便秘症の方に向けた食事支援機能を提供開始 - ASCII.jp

2020年07月17日 11時00分更新

文● おいしい健康

おいしい健康
食を通じたヘルスケアテック事業を展開する株式会社おいしい健康は、このたび「痔」および「慢性便秘症」における栄養管理補助を目的とした食事支援機能の提供を開始いたします。なお、おいしい健康で対応する食事のテーマは「48件」となりました。

■痔の治療で注目される食事療法
痔とは肛門周辺で起こる疾患で「いぼ痔」「裂肛」「痔瘻」に大きく分けられます。日本人に特に多いのがいぼ痔であり、国内では45歳~65歳の男女を中心に、503万~6928万人の患者がいると言われています。※1 保存的治療を行う場合や、外科手術後に再発を防ぐ目的においては、便秘や下痢を起こさぬようにすることが求められ、日々の食事療法が有効です。

■慢性便秘症は”脳卒中発症”のリスクに
慢性便秘症は「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」※2と定義される疾患です。便秘の有訴者は、50歳以下では男性よりも女性に多く、60歳以上で男女ともに増加し、70歳以上では男女の差がなくなる傾向にあります。便秘による排便時の「強いいきみ」は、血圧を急激にあげる原因になり、それは脳卒中などの脳血管障害のリスクにもなり得ます。国内の慢性便秘症の患者は252万~3400万人に上るとされます。※2

■健康的な排便を支援する機能を新たに提供開始
痔と慢性便秘症のいずれも、食事療法の目的は「健康的な排便習慣を形成・維持すること」が共通項です。そのためには性別・年齢に適した食物繊維を摂取すること、水分を必要量とること、適度に発酵食品を取り入れるなどの日々の食事での取り組みの継続が必要です。さらに、痔の方は唐辛子やアルコール飲料などの過剰摂取に注意をしたり、排便時に長時間いきまないようにしたりするなど生活習慣の見直しが必要となります。慢性便秘症では、朝食をとり定期的に大腸のぜん動運動を促すことが有用です。痔は座位の時間が長くなり血行不良が生じることで発症しやすくなること、痔・慢性便秘症ともに中高齢で有訴者数が多い傾向にあることから、感染症拡大防止のためのリモートワークの長期化、高齢化で、今後もさらなる有訴者数の増加が推察されます。このような背景から、おいしい健康は痔、慢性便秘症の疾患を有する方の食事を支援する機能を提供開始いたしました。

※1 肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛)診療ガイドライン2020年度版 日本大腸肛門病学会
※2 慢性便秘症診療ガイドライン2017  慢性便秘の診断・治療研究会 日本消化器病学会関連研究会

おいしい健康はこれまで、糖尿病などの生活習慣病の食事療法を対象に、利用者の健康状態に合ったレシピ・献立のパーソナライズサービスを展開してまいりました。今回のリリースでは、痔・慢性便秘症の疾患を有する方に向けて、健康的な排便習慣の形成を支援するレシピ検索と献立作成機能のサービスを追加しました。痔の方には、排便時に患部に刺激を与えにくいレシピの提案もしています。作成した献立は「みんなの献立」で、同じ病状・悩みを持つ患者さんにも共有することも可能です(現在はiOSアプリのみの機能)。日々の食事管理のサポートを管理栄養士監修の豊富なレシピとIT技術を活用し、エビデンスに基づいた提案で支援いたします。おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、様々な事情で食事にお困りの方に向けて、今後も引き続きサービスを拡大してまいります。

新たに追加される食事支援サービスの対象
・「痔」で食事管理が必要と医師に診断された方
・「慢性便秘症」で食事管理が必要と医師に診断された方

すでに提供している食事支援サービスの対象
・一般の方の健康的な食事ダイエット、健康診断で気になる数値がある方(血糖値、血圧など)、糖尿病(2型)、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、貧血、ニキビ・肌荒れ、妊活、低栄養予防、がん治療中の方(食欲不振、消化不良、味覚変化など)、妊娠中(初期、中期、後期)、妊娠高血圧(中期、後期)、妊娠糖尿病(初期、中期、後期)、妊婦健診(体重の増加が気になる方、血圧が気になる方、血糖値が気になる方)、透析治療中の方、胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎

■株式会社おいしい健康
株式会社おいしい健康では、「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、生活者・家庭目線のヘルスケア事業を展開しております。テクノロジーとビッグデータを活用し、生活者個々の健康を食事面から支えることは、病気予防や重症化防止に寄与するのみならず、その先にある「心からの笑顔」を増やすことにつながります。元気であってほしい、食べたい・食べさせてあげたいという家族の想いを叶え、健康維持や予防、病気、妊娠・育児や介護のときであっても、毎日を笑顔で過ごせる社会の実現を目指します。

代表者名 
野尻哲也

設立 
2016年7月

コーポレートサイト
https://corp.oishi-kenko.com/
サービスサイト
https://oishi-kenko.com/

■アプリ概要
アプリ名
『おいしい健康』

アプリ利用料金
無料

対応端末
iPhone(iOS) / Android

ダウンロード
App Store / Google Play Store

アプリ紹介ページ
https://oishi-kenko.com/katgut/lp_app_release

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