岐阜県内の高校で生徒や教諭の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、県教育委員会は、休日の健康状態の把握を含めて、せきの有無や体温を把握するため生徒に記入させている「健康チェックカード」の運用方法を見直す。１７日にウェブ上で開いた校長会議で方針を示した。
同日に行われた感染状況に関する記者会見で県教委の担当者が述べた。
毎日提出する健康チェックカードについて担当者は「軽いせきなども記入するよう改善を検討するほか、土日の健康状態も正確に把握するなど、細かい部分も指示する」と述べた。
県岐阜商業高校によると、県の新型コロナ対策ガイドラインに則して、生徒に対し健康チェックカードの記入を求めているが、生徒の中には発熱など症状を記入しなかったケースもあったとみられ、古田憲司校長は「生徒への意識付けが足りなかった。これ以上感染が広がらないよう、防止に全力を尽くしたい」と話した。
大垣商業高校は生徒の感染確認を受け、１７日午後３時過ぎに全校生徒を帰宅させた。野球部を含めた運動部は検査結果を見た上で、大会参加可否を判断する。
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July 18, 2020 at 07:46AM
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健康カード記入徹底 県教委、校長会議で表明 - 岐阜新聞
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